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THE HIRAMATSU 軽井沢 御代田

長野・軽井沢/御代田2026年7月宿泊

THE HIRAMATSU 軽井沢 御代田 宿泊記ブログ|ヴィラスイートと焚き火

長野県御代田町「THE HIRAMATSU 軽井沢 御代田」ヴィラスイートの宿泊記。全室にある温泉風呂、無料の焚き火ラウンジ、フレンチかイタリアンを選べる夕食を写真33枚で紹介します。最寄り駅は軽井沢ではなく佐久平です。

2026年7月、長野県御代田町の「THE HIRAMATSU 軽井沢 御代田」に泊まりました。

レストランの「ひらまつ」が手がけるオーベルジュです。全37室すべてに温泉風呂があり、大浴場はありません。部屋のお湯にいつでも入れる、という作りの宿です。

食事が主役の宿だと聞いていましたが、実際に泊まってみると部屋と過ごし方のほうが印象に残りました。

結論:どんな人に向いている宿か

  • 静かに過ごしたい人 — 6万㎡の森に37室しかありません
  • 温泉に何度も入りたい人 — 部屋のお湯なので時間を気にしなくていいです
  • 食事を目的にできる人 — 夕食はフレンチかイタリアンを選べます

逆に、大浴場やプールを期待する方には向きません。どちらもありません。

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アクセス:最寄りは軽井沢駅ではなく佐久平駅

ここは間違えやすいところです。

宿があるのは御代田町で、軽井沢駅からはしなの鉄道で3駅離れています。新幹線の最寄りは佐久平駅です(東京から最速1時間9分)。

「軽井沢」と名前に付いていますが、軽井沢駅からタクシーで直行する前提だと、思ったより距離があります。

車で行く場合

駐車場は無料です。台数は予約サイトによって表記が違い、楽天トラベルは37台・予約不要、一休.comは40台でバレーサービス付きとなっています(公式サイトに台数の記載はありません)。

敷地に入った時点で、もう静か

木の庇が横に伸びるホテルの外観

到着した瞬間から空気が変わります。

標高は約960m。軽井沢駅より24mほど高い場所にあります。7月でしたが、外に出ると涼しさを感じました。

ロビーに飾られたミシュランキーの赤いプレート

ロビーにこれが飾られていました。ミシュランキーです。レストランの星とは別で、ホテルを評価する仕組みです。

この宿は2025年のミシュランガイド ホテルセレクションで2キーを獲得しています。2024年の1キーからの昇格で、新しく2キーになったのは全国で4軒だけでした。

天井の低い落ち着いたロビー。ソファが並ぶ

ロビーも静かです。窓の外は森です。

敷地の全体図と、カートでの移動

敷地の全体を描いたイラストマップ

6万㎡の森に、本館とヴィラが点在しています。

敷地内の舗装された道

部屋まではカートで送ってもらえます。歩いても2〜3分ほどですが、荷物があるときや雨の日は助かります。お願いすればいつでも来てもらえました。

客室:ヴィラスイート

間取り図。リビングの左右に寝室が1つずつ

間取りはこうなっています。正面がリビング、その左右に寝室が1つずつ。右の寝室の奥が温泉風呂です。

森の中に、平屋がポツンと建っている感じです。ヴィラは全部で9棟あり、どれも少し離れて建てられているので、隣が気になりません。

リビング

暖炉とダイニングテーブルのあるリビング。窓の外は森

天井が高く、窓の外まで視線が抜けます。奥にはテラスがあり、その先は森です。

玄関を入ってすぐのところに洗濯乾燥機もありました。連泊や旅の後半には、これが地味にありがたいところです。

寝室は2つあります

窓に面したツインベッド

入って左側の寝室です。ベッドはセミダブルが2台。ベッドの脇から、そのまま庭に出られます。

もう一つの寝室。ベッドと椅子

右側の寝室も、間取りはほぼ同じです。セミダブル2台なので、合わせて4人まで泊まれます。

洗面台は2セットあり、水回りが分かれています。4人で泊まっても混みませんでした。

コーヒーとお菓子

コーヒー豆とドリップ器具が並ぶトレー

コーヒーはひらまつのオリジナルブレンド豆が置いてあります。自分で挽いて、フィルターに乗せてじっくり淹れられます。紅茶もオリジナルのアップルティーでした。

ガラスのドームに入った焼き菓子

机の上にお菓子も置いてありました。ブルーベリーのティグレです。

ティグレはフランス語で虎という意味だそうです。生地に混ぜたチョコチップが虎の模様に見えることが名前の由来だとか。こういうところが、やっぱりレストランの宿だと思いました。

シンクと収納のあるミニキッチン

ミニキッチンもあります。オーブンレンジ、電気ケトル、グラスやお皿まで揃っていました。

冷蔵庫の中身(りんごジュース、桃ジュース、炭酸水、ウーロン茶、ビール)は、私が泊まったときは全部無料でした。りんごと桃のジュースが、いかにも信州らしいところでした。

※公式サイトは「一部有料」と案内しているので、プランや時期で変わる可能性があります。

テラス

テラスに置かれたソファとテーブル。目の前は芝生と森

リビングの窓を開けるとテラスです。ここでコーヒーを飲めます。

目の前は森で、人の気配が全くありません。この静けさが、この宿のいちばんの贅沢かもしれません。

洗面

ダブルシンクの洗面台

温泉風呂(全37室にあります)

石造りの浴槽。窓の外は緑

この部屋の主役です。

窓を開けると半露天になります。この宿には大浴場がなく、その代わりに37室すべてにこのお風呂が付いています。好きな時間に、好きなだけ入れます。

源泉は上田市の大塩温泉。武田信玄の隠し湯と伝わる温泉です。

この部屋だけの庭

テラスの反対側。ソファと手すりの向こうに芝生

手すりの向こうに広がる芝生の庭

木立に囲まれた広い庭

テラスの前を通って反対側にも回れます。ここまで全部、この部屋だけの庭です。

ここでのんびりしているだけで、1日が終わってしまいそうでした。

焚き火ラウンジ(無料・予約不要)

芝生の上に張られた大きな白いテント

日が傾いてきたので、焚き火ラウンジに行ってみました。

予約はいりません。ふらっと行くだけで大丈夫です。

ただし焚き火に火が入るのは17:00〜19:00です(夏の開放時間は10:00〜19:00、冬は16:30〜18:30)。昼に行っても火はついていないので、夕食の前に時間を空けておくのがおすすめです。風雨が強い日や雷注意報が出た日はクローズになります。

デッキに並ぶ焚き火台と椅子

焚き火台は1つではありません。いくつも並んでいて、好きなところに座れます。薪はすべて地元のものだそうです。

三脚型の焚き火台で燃える炎

円錐形の焚き火台

焚き火台の形が1つずつ違うのも面白いところでした。

キッチンカーのメニュー黒板

横にキッチンカーが出ています。ホットワイン、サングリア、ブランデーカクテル、コーヒー、紅茶、ハーブティー、スープ。これが全部無料です。カヌレやパスタスナックといった軽食も並んでいました(2026年7月の掲示)。

マシュマロが刺さった串の入ったグラス

マシュマロももらえます。

焚き火でマシュマロを焼いているところ

これをさっきの焚き火で焼きます。大人でも結構真剣になるんですよね。

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アネックス:本とレコードのある別棟

アネックスの案内図と本棚

敷地内にある別棟です。宿泊者なら自由に使えます。

本棚が並ぶライブラリカフェ

1階はライブラリカフェです。本棚には御代田や浅間山にまつわる本が並んでいました。縄文土器の本もあります。

実は御代田町は、国の重要文化財になっている縄文土器が出た町なのだそうです。

レコードプレーヤーとソファのあるサウンドエリア

こちらはサウンドエリア。レコードをかけて音楽を聴けます。

デロンギのコーヒーマシン

カフェエリアにはコーヒーマシンがあり、コーヒーも紅茶も緑茶も自由に飲めます。

本を1冊持ってきたら、何時間でもいられそうでした。

2階はウェルネスサロンになっていて、オイルトリートメントのほか、水素を吸うメニューや筋膜をほぐす機械を使ったコースもあります(10:00〜18:00・最終受付17:00・毎週水曜定休・予約制)。

夕食:フレンチかイタリアンを選べる

窓際の席から見える森と山

**夕食はフレンチかイタリアンを選べます。ただし同じ店ではありません。**フランス料理「ル・グラン・リス」は本館1階、イタリア料理「ラ・ルミエール・クレール」が最上階です。

今回はイタリアンにしたので、会場は最上階でした。まだ明るい時間だったので、テラスの向こうの山まではっきり見えました。

コースは全9皿

9皿のコース料理を並べたコラージュ

順番に書き出すとこうなります。

料理
前菜 蕎麦 パルミジャーノ 信州キノコ
前菜 パテ アン クルート
前菜 真鯒 大葉 ズッキーニ
パスタ 真蛸 アラビアータ
魚料理 太刀魚 やたら 発酵トマト
メイン 鳩 黒にんにく 自家製みそ
デザート 抹茶 アプリコット
デザート 桃 バジル
デザート 小菓子

イタリアンなのに、一皿目がお蕎麦でした。

面白かったのが「やたら」です。長野の郷土料理で、夏野菜と大根の味噌漬けを細かく刻んで混ぜたもの。名前の由来は「むやみやたらと刻むから」、そして「やたらにうまいから」だそうです。

最後はチョコレートを自分で切り分けるお菓子でした。食べ終わる頃には、外はすっかり暗くなっていました。

朝食:レストランかモーニングバスケットを選べる

私たちは朝食を撮っていないので、ここは公式サイトの情報です。

朝食は2つから選べます。

内容
レストランでの朝食 1Fまたは5Fのダイニング。信州野菜のミネストローネ、卵料理またはパンペルデュ、パンの盛り合わせ。飲みものは黒澤酒造の甘酒、信州産リンゴジュース、神津牧場の牛乳
モーニングバスケット サラダや温かいスープがバスケットで部屋に届きます。テラスでも、森の散策路のベンチでも食べられます。前日20時までに予約が必要

時間は7:30〜9:30(ラストオーダー)です。

※公式サイトより(2026年9月時点)

翌朝:森の散策路を歩く

木立に囲まれた散策路

前の日に見つけた散策路を歩いてみました。

この道、全部ホテルの敷地内です。外に出なくてもこれだけの森を歩けます。

ベンチのある散策路

聞こえるのは鳥の声と、自分の足音くらい。朝は7月でもひんやりしていました。

足元にはウッドチップが敷いてあって、ふかふかで歩きやすく、木のいい香りもしました。道はヴィラの前をぐるっと一周できるようになっていて、朝の散歩にちょうどいい長さです。

さきほどのモーニングバスケットは、この散策路のベンチでも食べられるそうです。次に来たときは、ここで朝ごはんにしてみたいです。

犬と泊まれる部屋もあります

公式サイトに、小型犬・中型犬と一緒に泊まれる「ドッグヴィラスイート」という客室があると書かれています。私たちは犬連れではなかったので実際には見ていませんが、犬と行きたい方はこの部屋を選ぶことになります。

※公式サイトより(2026年9月時点)。頭数や条件は公式サイトでご確認ください。

泊まってみて気になった点

1. 大浴場はありません

温泉は各部屋のみです。「大きなお風呂に入りたい」という目的なら、この宿は合いません。

2. プールもありません

3. 最寄り駅を間違えやすい

「軽井沢」と名前に付いていますが、実際は御代田町です。新幹線なら佐久平が最寄りです。

4. 夕食付きプランのチェックインは20:00まで

遅い到着になりそうなら、事前に相談したほうが安全です。

5. 長野県の宿泊税が始まっています

2026年6月から1人1泊200円です。

予約前に知っておきたい基本情報

項目 内容
施設名 THE HIRAMATSU 軽井沢 御代田
所在地 長野県北佐久郡御代田町
チェックイン/アウト 15:00〜24:00(夕食付プランは20:00まで)/ 11:00
客室数 全37室(本館28室+ヴィラ9棟)
客室の特徴 全室に温泉風呂(半露天)とテラス。テラス込みで最小でも100㎡超
大浴場・プール なし
レストラン フレンチとイタリアンの2つ。夕食はどちらかを選べます
朝食 レストラン または モーニングバスケット(前日20時までに予約)
犬と泊まれるか ドッグヴィラスイートあり(小型犬・中型犬)
受賞 2025年ミシュランガイド ホテルセレクション 2ミシュランキー

※公式サイトより(2026年8月時点)。最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。

まとめ

東京・西麻布の24席のフランス料理店から始まったひらまつが、森の中に作ったオーベルジュでした。

部屋の温泉、焚き火、そしてあのイタリアン。どれも忘れられません。

食事が主役の宿だと思って行きましたが、何もしない時間そのものが主役だったように思います。

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公開:2026/08/26 料金・設備は変わることがあるため、年に1回見直しています。

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